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執筆者の写真Arisa Mitsui

大竹省二展


免許をもっていない私のアシは

基本的にバスか身内でしかなく。


バスにのって目線を上にむけると

様々な広告がなされており

そこで知ったのが大竹省二展でした。


バスの広告ってその”場所”を今を知るいい機会なんですね。

私とってTVニュースと同じく。


このマスク事態になって

県外の観光誘致の広告が減り

一時期、スカスカの状況だった時も。

あの時は

「こんな状況なのに私はshopをOPENしにいく意味があるのか」

と、打ちのめされました。


それはさておき

そんなわけでバスで見かけ

大竹さんを

よく知らないけど見に行ってみたいな〜なんて

とても気軽な気持ちで

グランシップへ。


う〜ん、何もない時のグランシップは

トイレ使いたい放題。


なんだったらホール前の広場で

どなたかにコンテンポラリーダンスを

踊っていただきたい。

体育館みたいな床だし。


一階でチケットを購入したのですが

多分、本来なら住所等を書かねばならなかったのだと思います。

しかし私は友の会にはいっているので(無料)

会員番号のみを記載ですみました。



別のエリアで撮影しましたが

こちらの写真が迎えてくれます。


ちなみに

大竹省二展、全エリア撮影OKです。



大竹さんがものすごく気軽な気持ちで

カメラを手にしたことがわかるところです。


そして、純粋に面白いなぁと思ったのが

敗戦した日本を撮影する大竹さんに

もしも米軍が声をかけなれけば

もしも米軍が大竹さんに気づかなければ

どんな写真家としての人生だったのだろうと。



音楽を一応はやっておりますので

やはり音楽家の写真はまじまじと見てしまいます。


躍動感がひしひしと写真から伝わります。



そして神経質な様。




この写真は現在、趣味活動で

当時を拾い上げている私にドンピシャでした。

そうそうそうそう!そうなんですよね!!といった感じで。



特に好きだった作品がこちらの写真で

すいません、、記憶力がバカなので

だいたいな感じなのですが‥

非現実をより現実に見せるように撮影といった説明があって

ハッとしました。


ああ、そうか。

そこに線引きあるのに曖昧だから

惹かれて、私が惹かれる作品とは

こういった作品なのだと。




この言葉を美しいなぁと思いますが

美しい裸体を終生もてず

ただただ重い脂肪と乳をもった私は

神にどうでもよいと思われているのかもしれない。


(所詮は肉の衣

と、いう主義なのでもう気にしておりませんが)



自分の中の美しいの定義がずっと自我が覚醒する前後から

どうも解決できず

40歳になってバスの中で

急に恐ろしいところに自分の美しいがあると

わかってしまった後なので

この作品が美しいと思うより先に

「おしゃれだな〜」なんて思ってしまった

愚人です。



今回作品を見れて大竹さんの作品の中で

人が笑う瞬間を捉えたりの

ポートレートがとても好きです。


何気ない1枚って

気づけない時もあるけど気づいて後々みたくなる

そんな時に写真は人に寄り添うものなのだと

大竹省二展で痛感いたしました。



行けてよかった。















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