「何故、今なの?」
「何故、大学に入ったの?」
「何になりたくて大学に入ったの?」
「どうして武蔵美なの?」
等々、よく聞かれます。
それはポジティブなニュアンスであったり
逆にネガティブなニュアンスであったり
さまざまです。
・「何故、今なの?」
一番最初の記事でも書いたのですが
このタイミングになった理由は
やはり娘が結婚して家を出たことですね。
娘が高校卒業後、進学するのか否か
それによって金銭面の問題が発生するわけです。
しかし娘が進学しなかったことにより
考えていた金銭面分、少し浮く、、浮くわけではないけれど
他にあてれるという面がでてくるわけです。
その「他にあてる」というのが
今回、私の大学入学になりました。
・「何故、大学に入ったの?」
これまた一番最初の記事にも書きましたが
勉強をしたかった、それだけです。
実は私は高校を2回いってます。
2回目の学校は7年前に卒業しました。
誤解があると嫌なので一応書いておきますが
専門課程(洋裁)はほぼ終わってました。
あとは卒業制作だけでした。
そんなわけで1回目の学校でほとんど単位をとっていたので
2回目学校では
地理B、科学と人間生活、社会と情報、体育
しか履修をとれなかったんです。
学校からは2年を目安に単位をとりましょう、という
アドバイスを受けたのですが
(社会人であること、仕事をしながらであることを
学校側は考慮して計画のアドバイスをくれました)
1年で全単位取得、卒業しました。
たった1年だったけど大人になってからの
勉強、楽しかったんです。
大学のレポートとは全く違うけど
日々、課題こなして合格もらって次にすすめて
スクーリングいって授業うけたり試験うけたり
体育でめっちゃ歩いたり。(ウォーキングを選択しました)
卒業した後、明確にもっと勉強がしたいと
思ったんです。
学校の方でもすぐにすぐではないけど進学を考えてると
相談うけてもらったり。
もちろん7年前の卒業時にはすでに
アーティスト活動をしていたので
もし大学に進むのであれば
一生ものの学習にするのが妥当な考えであり
美大にいきたい、と決めていました。
独学だと自分を律することがどうしても緩くなりがちで
好きなことばかり調べたりしてしまうんです。
つまりは意志が弱いというか‥(汗
でも学校は自分が苦手なものでもやらなくてはならない。
大学は履修選べるけど
全部が全部、好きな分野ではないし
どちらかといえば苦手だけどきっとこれは必要だ、と
思えるのも学校に通うならではだと思います。
・「何になりたくて大学に入ったの?」
これは入学決まってから母親に何度となく
怪訝な顔でしつこく聞かれました(笑
お金出してもらうわけでもなく
私、41歳ですからね(笑
自由に人生選択ができない方がやばいと思うんですけれど。
美術を仕事にしていきたいです。
表現活動をこのまま一生していけるように少しでも
努力をしていきたいです。
そんなこと学ばないよーとは言われたのですが
キャプションの作り方、、作り方?内容?とかも
遠回しに学べているし
表現活動におけるクオリティ上昇は望めるのでは?と
信じて勉強しています。
現実的な面として教職はとらないを選択しましたが
学芸員の資格は選択したので
グループ展などのキュレーションが
もっと上手にできたら‥とか考えており
そういう面につながればと勉強しています。
・「どうして武蔵美なの?」
これまたよく聞かれます。
確かに武蔵美とくれば
美大としてのブランディングもありますからね。
その点よくいわれます(笑
まずは単純に静岡県に美大は1校しかないです。
しかも住んでいる静岡市にはない。
美術系学部はいくつかありますが通信はなく。
2回目高校の時にもらった資料とか
自分で取り寄せた色々な美大の資料をみたり
ネットで美大通信通っている人のブログなんか参考にしたり。
コロナでだいぶ内容に変化があったりしたので
もう一度調べたり
これまで例がない状態になってしまったのですが
武蔵美の通信、卒業率の低さの理由はわかりました。
卒業率、5%〜20%ですからね。
精神力も体力も全て覚悟の上で入らねばならないことも。
私の第一目的は
大学卒業資格が欲しい‥のは確かに卒業したいですけど
何よりも勉強がしたい、なので
より自分の求める勉強内容が充実しており
きつそうな方を選んでみました。
あとムサビ通信のロゴが可愛かったから。
通信過程は交友関係が広がるわけではないし
誰かと何かを共有、共感する機会もほとんどないけど
(私はまだ入ってませんが学習会みたいのはあります)
こつこつ自分を律するにはいい環境だなとは思います。
がっつり孤独です。
もちろん、仕事と活動と学業の両立は激きついですが
私は元々、友人が少ないのでこれまでとあんまり変わらんです。
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