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執筆者の写真Arisa Mitsui

くちなわ



この状況になり県外への旅は減ったけれど

県内の旅行や足を運ぶことは断然増えた。


思い返せすと月1の頻度で

静岡の尻尾

伊豆エリアに行っている。


小さな頃は伊豆への旅行となれば

ものすごく遠い旅と感じていただけれど

今では行こうと思えばいつでも行ける場所になった。

それはきっと交通面が進歩したこともそうだろうし

私が大人になった証拠でもある。


昨日、大室山と海が一挙に

迎えてくれる場所に行った。


よく行くことがふえて

最近では干物等、食に重点をおきがちになっていたのだけど

改めて伊豆エリアのああした自然と対峙。


細野高原では愁思に浸ったのだけども

大室山と海の姿はまた違う気持ちにさせてくれた。


大昔、その山は噴火し

溶岩は海までたどり着いた。


その当時そこにいた人のことを思うと

こんなこと言うべきではないけれども

その溶岩の”足跡”は

尊厳な神の歩いた道、歩いた跡、とも思えた。


どの神様かはわからないけど

とにかく神様。

なんて曖昧な言い方とは思いつつ

とにかく神様。


大きな大きな犠牲とともに

そこから芽吹く植物の息吹。


ちょうど蟲師を読み返しているので

そんな風に感じてしまったのだけど。


そんなわけで大室山にはクチナワがあくびをしながら

いるんじゃないかとも思ってしまった。


ただ大室山は

激しい植物状況ではないので

そもそもあのエリア一帯に溶岩でヌシを喰った

クチナワがうろうろしているのかも、なんて。


ちょっとマニアックな話になってしまったが。


少々また違う面でマニアックな話になるが

だいらぼうという場所が静岡にはある。

ここは当静岡のシンボルでもある富士山に関連した

伝説があり

その伝説が滋賀に出展したときの私を救ったのだ。


そういった「秘跡」に今回も出会えたこと

私は運がいい。


















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