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  • 執筆者の写真Arisa Mitsui

個展【A10】開催中です


無事、初日を終え

今日で2日目

個展【A10】開催しております。


これまでの個展開催とは違い

制作の順番や気持ちの面で拍子抜けするほど

不器用ゆえスムーズ、とは言い難いのですが

ことが上手に動いた気がします。


準備もいつもなら

あれがないーこれがないーと大騒ぎの

ぴりぴりとした状態なのですが

今回はそれほどぴりぴりすることもなく

いつもより早く搬入、展示も完了となりました。


それは今年がいつもとは違う

そして今生に2度あるかないかの大きな困難の年であったことも

影響しているかと。


今尚大変、苦渋な日々が続いてはおりますが‥


4月〜6月

shopが本当に苦しい状況で

以前に投稿したように

「おまえはいらん」の呪縛に囚われ

どうしようもない状態でした。


いいよね物販は、言われるたびに

私に限らず小さな商いでやっている物販が商店が

辛くないとなぜ言い切れるのか、その腹立たしさは

言葉では言い表せないもの。

ああ、こういう時に普段見えないものが

見えるということも精神面を複雑にさせ‥


ただもちろんそういう方ばかりではなく

お互いつらいね、つらいねと

この嘆き合うのは一見ネガティブにも感じるものなんですが

今年ばかりは

私だけが苦しいのではない

みな苦しい

だから

どう乗り越えるかが重要である

明日があるなら、明日を生きていけるように

というポジティブな活力につながる結果に。


その活力の中でさらに私の救いとなったのは

音楽と時間。


時間だけはたくさんあるので音楽を聴き

じっくり個展にむけて構想ができました。


ついつい状況がきついので

重々しくなりそうな時

音楽をたくさん聴いてピアノをたくさん弾いて

個展にむけて文献をよんで

そのおかげで最初は

大脳辺縁系を軸に考えていたのですが

それではあまりにテーマが膨大すぎる

ではどのあたりが‥ああ、A10だと絞れたわけです。


多分、今年なにもなければ

大きなテーマすぎる大脳辺縁系に無謀にも挑んだかも。

たった1年で知識を

かじれるものではない事なので

(A10もそうではあるのですが‥)

中途半端になったかもしれません。


それを阻止したのはこの厳しい状況です。


強いては私のA10神経は私を救い続けてくれているわけです。


今回はその点を表現できたと思っております。

押し迫るほどの”赤の世界”ではありますが

決して、後ろ向きではなく前向きな内容となっております。


それはベートヴェンの作品、”交響曲”のように。


(早速、毎度のごとく怖い怖いと言われてしまいましたが‥笑)


ぜひご高覧いただけましたら幸いです。

















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