川久保がメディアに出た。
もう何度もいっている通り、私がなぜ洋服のデザインの
学校にいったのかといえば
中学の時にギャルソンに川久保に強い憧れを抱いたから。
もちろん今でもギャルソンが好きだけど
でも
今はY'sばかり。
10代の頃、Y'sにいくとそれはそれはバカにされる
接客で
洋服は好きな方だったけれども
決して身近なブランドではなかった。
しかしY'sは地獄に落ちた。
落ちて上がってきたY'sに共感するようになる。
一度地獄におちたY’sは現実的なのだと思う。
ギャルソンは結局のところ川久保というより
川久保弟さんがという
イメージが強い。
川久保は
ただデザインをしていきたくて
でもそれ以外はあまり興味がないのかもしれない。
きっとその本質は何十年たってもかわっていなくて
でもそれでは一分一秒なにがかわるかわからないこの世界で
ブランドとしてやっていけるわけがない。
だから弟さんの存在があるのかもしれない。
活動を10年続けてきて
結局そこですよね、という壁も多く
反骨精神をもたねばやっていけるわけがない。
反骨精神というのは強がりで
実際はただのクズの遠吠え。
それでもやっていこうと、やっていけるように
必死に考える。
これがまた前述に戻りY'sに共感するところ。
私側にそちら側の風景が見えないように
そちら側が私側の風景を見えることはない。
ずっとずっとネガティブだったけど
今日、ちょっと川久保の短いヒントで得たかも。
これは大きな武器なんだ。
見えないでしょう?
見えないから
知れることもなく
知ろうとも思えず
一生知らず死ぬ。
でも私は知っている。
知って死ねる。
私の
A10は足のつま先のように変わり地を叩き
土をえぐる。
最近、どうにも自信を落としてばかりだったので
普段からもうどうしようもない存在で
自分は救いようがないと思っていたけれど
今日1日がとても穏やかで楽しかったこと
その夜に川久保のメディア取材をみれたこと。
明日からまたミシン沢山踏む。
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