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執筆者の写真Arisa Mitsui

戯れる



前にも書いたのですが

小学校1年生〜6年生まで

5年生を除き絵画コンクールに入選してきたのです。

絵が描けないことを苦しんでいる私がです。


5年生の時に入選しなかった理由は

子供のその時も

大人になった今も理由はこうだろうなという

同じ気持ち。


3年生の時に絵の具で遊びました。

こねたり体に塗ったり指で描いたり

塗る道具としてより

砂遊びをしていて心地よくなるように

絵の具で遊びました。


その時、ハマった塗り方があって

(塗り方の正式名がもしかしたら

あるはずなんですけどわかんない)

その方法で背景等を描くようになったんですね。


そうしたらさらに評価をいただくようになり

私自身、思ったんです。

ああ、描くって楽しいって。


しかし3年、4年時の担任が

とにかく私を嫌いでして。


4年の時に入選した絵が黒板に貼られて

担任が説明していくのです。

この絵はこうだから入選した

こういうコンポジションだから良いみたいな。


で、私の絵の説明になったときに

ボロクソにいったんです。

しかしもうその時点では入選しており

飾らないわけにはいかなかったようで

とにかくボロクソに。

とくに私が楽しいと思った塗り方において

ボロクソにいわれたんです。


子供ですからショックを受けました。

だから5年生の時

担任が他の子を褒めていたあたりを

意識しながら描いたんですね。


入選しませんでした。


6年の時の担任が

とっても厳しい先生でしたが

伸ばしてくれる先生で

好きに描いていいといってくれたので

塗り方を元にもどしたら入選しました。


先日、ちょっと使って自宅で放置されていた

アクリル絵の具が目にとまり

お酒を飲んでいた事もあり

予定していた展示の事も背中を押して

アクリル絵の具をこねこねしたくなりました。


こねこねしました。

もう楽しくって。


絵は描けないけど

あの方法では描けるかも、なんて。


私はどうにも頭が固くて

こうでなくては、ああでなくてはと

そこに苦しむ事が多かったのですが

私はアーティストなのだから

こうでなくてはいけないというのはなく

自由にやれることを不自由にしたくはない。


近々、好きな塗り方なのに

置き忘れてしまったけど感覚を思い出した描き方にて

作品を生み出させていただく予定です。


苦学は必要ではありますが

楽しいと思う自分のメンタルを愚かだとは思わない。


絵の具って皮膚みたい。




























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