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A.M

映画「ピアニスト」を見ているような気分だった其の1

フランス映画で一番好んで何度となく見るのが

「ピアニスト」という映画。

フランス映画って私は”独特”さがあると思う。

独特で‥

しかしその独特さは”美意識ゆえ”なのかもしれない。

原美術館にいってきた。

目的はもちろん

『ソフィ・カル 限局性激痛』

原美術館にいくのは実は初めて。

写真でみているといつも徳永庸氏を連想してしまった。

(実際は違う)

この徳永氏の建築物の中には廃墟になってしまった洋館もあり

しかも廃墟となって確かすでに取り壊された洋館の雰囲気に似ていた。

(その廃墟も廃墟サイトで何度もみただけで

実際はみたことないけど)

ともかくノスタルジアな建物が大好きなのである。

中途半端なフェチなんですよ。

脱線したけどそんなわけで

いつか原美術館に、と思っていたのに

いけずじまい。

そのうち2020年に閉館のニュースが。

これはいかなくては。

しかも以前、見逃したソフィ・カル。

仕入先が原美術館に近くにあったことから

やっと行くことができた。

まずびっくりしたこと。

あんな高級住宅街で

しかも都会で駐車場があるとはっ!!!

東京中心部は駐車場つきのコンビニをみつけるのも苦戦してきた。

原美術館は6台もある。

しかし多くの人がタクシーできていた。

まず注意書き。

リュック等の荷物は預けてほしいとのこと。

美術館などにいくときはいつも

荷物はロッカーにいれるのだけど

館のすぐそばに車(駐車場)があるのでスマホと

くしゃみ用のタオル以外は置いてきた。

入り口にはいるとき

奥様方が「取り壊すことはしないでしょ〜」

と話しながらでてきた。

取り壊しだけは私もやめてほしいなと思った。

中に入る。

内部はほぼ全面撮影禁止の説明をうける。

‥のはずなのに

撮っている人が何人かいて

とても気分が悪かった。

撮影禁止ですと説明をうけたのにいきなり

スマホをかまえて注意されてる人もいた。

で、本題

ソフィ・カル。

多少なりとも展示のことを

調べていたので

それが”失恋”であることは知っていた。

しかしあまりにも劇的だった。

正直ですよ、正直

嫌な言い方だけど

喪失って”死”の方が愕然とくるわけです。私は。

しかし”失恋”って馴染深いけど馴染ふかすぎて

そこまで劇的にはならなくて。

だから私にとって”たかが失恋”という言葉が

脳裏をどうしてもよぎった。

カルは美人で才能もあって当時は若くて、ということもあってか

どうしても陳腐な感情を呼び起こさせてしまったのだ。

私の作品の中で”恋愛”が絡む作品はこれまで2作。

感情と感情を作り出すものごとに

敏感でいなくてはならないのに

私はそこを敢えて無頓着にさせてきたかもしれない。

だんだん無意味に卑屈になってきたので

話を戻す。

周りを見渡すと若い女子。

カメラをぶらさげている女子も多い。

オシャレ女子も多くてそわそわ。

でもずっと来たかったんだし

ともかくはじっくり鑑賞しようと深呼吸。

「92 DAY TO UNHAPPINESS」

鑑賞スタート。

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そのうち其の2かきます。

めんどくさくなったらいきなりここで終わります。

いや、ただめんどくなる、んではないんです。

それこそ内容があー、、の映画みたあと

あー。。って

気持ちがどよーんとするわけで

書いててまたどよーんとしたので

わけることにしました。

で、またどよーんとするのがめんどくさくなったら、という意味です。

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