最近、Instagramで投稿するとき
ハッシュタグで
私が使用しているミシン
のタグをつけるようにした。
以前、講師をさせていただいたときも
いったのですが
どのミシンが一番、ていうのは私はないと思っている。
どれが一番かは使う本人の使用目的内容と相性であり
このミシンだからすごい、というのは無い。
ミシンは大きくわけて3つある。
家庭用ミシン
職業用ミシン
工業用ミシン
何が違うかといえば、これも何度か
お伝えさせていただいた気もするが
馬力の違いである。
これらのミシンとは別に
専門ミシンがあり
ボタン縫い用ミシンやら
極厚縫い用ミシンやら
革用ミシンやら
全てをあげていたらきりないから省略させていただくが。
ものすごいきつい書き方をするけど
職業用および工業用ミシンを使っているから一流
ではない。
作品のクオリティにおいても
職業用および工業用ミシンを使っているからすごい
ではないです。
もし工業用ミシンで縫製されたものが
本当に”すごい”ならどうして
海外(一部のね)の縫製質が悪い場合が多いのだろう。
日本の会社が海外の縫製工場にだすとき
会社にもよるが日本メーカーの工業用ミシンを
工場に入れることもある。
そもそもそういった工場では生産性が多く求められるため
工業用ミシンは必須。
もし職業用ミシン、工業ミシンが
”すごい”ならなぜ縫製がよくないものが時にあり
Made In Japanが好まれるのか。
結局、制作する人の(気持ち?)問題です。
もしくは縫製を依頼した会社の方針です。
とにかく短い時間で大量生産よろ☆
だったら縫製はそりゃあもう、、あちゃーになりやすいかと。
いな、短い時間で大量生産でも縫製が上手なところもあるので、、、
そうですね
縫製の質なんていいから安くたくさん売りたい主義の会社の下で働くとか。
馬力がちがうと何が一番ちがうのかと
よくお聞きいただきますが
スピードです。
もちろん厚みにも強くなることもそうだけど。
とにかくスピードを求めるときには
工業用がおすすめ。
そんな私も高校の時は
工業用だったので
それに慣れ親しんでしまい
活動始めにつかっていた
家庭用ミシンの水平釜にかなりとまどったけど
いいミシンでした。
なぜ変えたかといえば
家庭用と同時に足踏みの工業用ミシンを使っていた時に
一連の行為において
多分、私は垂直釜の癖が強くついていたということと
より制作の幅を上げる必要があると
(当時、使用頻度がかなりあがっていた。
今でている家庭用の多くはオイルがささなくてもいいものもあり
頻度があがるといずれ故障に繋がる可能性もあった)
旦那が判断し、ある日突然きました。
家庭用のときもある日突然あらわれたけど。
なのでとにかく用途です。
用途にあわせてメーカーから
たくさんの種類がでています。
いいミシンを使ったから
いい作品ができる、はイコールにはならないのです。
全く違います。
例えばですね、、、
100均一のものだろうとも使いこなしてすんごいものを生み出す場合もあれば
そんなにいい道具を使おうとお金かけたのに、え?な場合もあれば。
ピアノもそうですねー
いくらSKやスタで弾いても私が弾いたんじゃ
残念な感じするけど
もしグレードの低いピアノでも
ピアニストが弾いたら
あ、、ってなりますもんね。
ミシン買う時どんなの買ったらいいのかわからないという
ご質問を本当によくいただくので
何を縫いますか?
どんな使用頻度になりそうですか?
縫うのは好きですか?苦手ですか?
縫いたいそれらはどんなものですか?
これを思い浮かべながら選んでいただけたら。