諸事情により10年以上前から
御殿場にある文学碑公苑に間接的にだが縁がある。
御殿場といったけど正確には
小山町というところで
富士霊園という場所の一角にこの
文学碑公苑がある。
そんなに前から縁あったのに
これまた諸事情で初めていくことになった。
めんどくさいから端折りますが
文芸家協会というやつに登録している小説家が
この公苑に分骨されている。
その数1000人以上。
もう本当に誰しも知っている小説家もまた多々
名をそこに置いていたりする。
作家が存命の場合は
赤い字
亡くなった場合は
黒い字
で、表記されており
代表作が名前の下に書かれている。
そんなわけで昨年、サスペンス小説家として
有名な内田康夫氏も今年より黒字になる。
こんなにすごい場所なのだから
ファンだったり日々、人がたくさんくるんだろうなぁ
なんて思っていたのだけど
あまり人が来なくて
え?まじですか?となったので
ちょっとこちらで書いてみようかと。
一方通行ではあるけれども
好きな作家と対話できる機会にもなる。
機をめぐり
ああ、この作家の小説読んだなぁ、なんて
思い出せる機会にもなる。
私はここに立って
叔父の書庫にいるような気分だった。
頭上から足元まで
本でびっしりとうまった書庫。
でも書庫よりも
より作家の存在を近くに感じ
まるで作家達のプライベートな会合を
覗き見たような
なんともいえない高揚感。
本好きな方はぜひ。
ちなみに注意事項になりますが
この公苑にはいる手前の道は
車両進入禁止です。
下に駐車場があるので
お散歩の気分でてくてく公苑にいけます。
あと富士霊園内
園内バスがでているので
おとめ休憩所(停留所)が近いかも。