A dueは
陶芸 呑舟庵
清水知子さんと清水うのうさんとの
コラボ作品で
数年前、知子さんより
提案いただいてはじまりました。
今日より
松坂屋 静岡展で
呑舟庵さん主宰の
「夏のおくりもの〜遊び心をそえて」
がスタート。
今回、私のとっても強引な提案から
A dueの作品の新作を作らせていただいたのです。
それが
とん・ちりん
風鈴。
ある朝、前夜に晩酌をしたため
シンクにはガラスのコップがあり
娘の弁当を作りながら洗っていたところ
ガラスと茶碗がぶつかって
その時の音が
「ああ、いい音だな」となり
そこから風鈴につながったという
あまりにも不純なはじまりでしたが‥
提案させていただいたところ
快く”やりましょう”と言っていただけて。
舌(ぜつ)を陶器すると
風鈴の音は低い音になり
深みがある音を奏でる。
舌を陶にすることで重さを
考えながら短冊も重くすることにした。
両者の重さが誕生することで
軽い風にはなびきにくいけれども
ふとした瞬間に深い音が響く、という
楽しみ方ができます。
夏といえば夕立。
夕立の前には少し強い風がふくことが多いので
夕立の知らせ、としても
奏でてくれるかもしれません。
もしくは
人と同じで
どんな風にもなびける元気はとても魅力的だけれども
でもいつも元気いっぱいではいられない。
突風などで時々”啼く”その音こそ
自分自身の素の姿なのかもしれない。
そんなことを想いながらあれこれ
形にしてみました。
意外にも苦戦したのが紐で
紐が柔らかすぎるとあれれ?になってしまって
少し張りのある
今、使用中の紐にすることにいたしました。
こちらのA dueの作品は
夏の定番になってくれたらいいなぁと思っています。
夏の終わりまでshopの方でも
扱いをさせていただく予定です。
la potto. teto作品を手にとってくださった方も
いらしてくださったとのこと!
ありがとうございます!
また松坂屋でうちをしって
実際に鷹匠まで足を運んでくださった方も
いてくださって
とても嬉しかったです。
夏のおくりもの〜遊び心をそえて
7月3日までお楽しみいただけます。