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A.M

生地から回想

アメブロの方に書いたのだけど

最近、昔つかっていた生地を

一部使ってる。

ただ、昔と大きくちがうのは

以前はそれが表地(メイン地)として

使っていたけど

今は裏地として使用してる。

ここ近年

ドット、ストライプなどを用いることが多く

柄生地を使用することが

あまりなくなっていた。

(全く使わなかったわけではない)

生地の組み合わせが

単調になっていることが

小物制作への意欲を少々落としていたことに

気づき

裏地として前使っていた生地を

あててみたら

1周まわって新鮮になるかもと。

それで使用してみたところ

私自身、あー面白いなと思えたり

そして、すでに作品をご活用くださっている方から

これは前のやつとは裏地が違うんだねなど

もう一つ、と手にとってくださる機会にも。

嬉しい!

ただもう絶対使えない生地もある。

使えない、は語弊を呼ぶので

使いたくない、が正解かも。

使いたくないといっても

もちろん生地として魅力はあるので

私自身の問題。

活動を始めてすぐの頃

今よりも

”制作したいけど売れないから作れない”

というシーンが多かった。

あと

こういう生地(今愛用している生地に近い)ではなくて

もっと○○にしたほうがいいなどの

圧があった。

自分の”好き”を否定される日々は

本当に辛かったなーと回想。

生地を引っ張り出しながら

そうそう、こんな生地

買ったねーと思いながら

さらに回想。

愚痴ぽい話になるけど

ある出展時、きちんと出展料を支払ったのに

他の人(同じ出展料)のブースの半分しかなく

(普通に支払った分のブースの広さを

お借りできると思っていたので

予定を変えねばならずここで一苦労。

狭いとわかっているならそれに合わせ什器など考えて

出展させていただいております)

2日目にいくと事前連絡なく

ここには有名人がくることになりました

だからブースを移動しといてください、と

開催時間30分前にいわれて

30分という時間は酷で。

まずは手運びで全てブースまでもっていって

什器の立て直しからディスプレイやり直し。

早くしてくださいと怒られ

大変ですねぇと皮肉を言われ

移動して下においてあった什器を蹴られ

耐えられず

雨降りしきる中、会場を飛び出した。

(開催は屋内だった)

野外にあるトイレの前で立ち尽くす。

なぜこのとき私がトイレに向かっていったのか

私自身、謎。

とはいえブース放置はできない、と

5分後に戻ったんだけど(笑

人前であんなに怒ったのは高校生の時以来だった。

このことが私にとって

とっても大きな”キッカケ”になった。

このことで

それまでどうするべきか悩み続けながら

出ていた出展をお断りさせて頂くことが増えた。

贅沢な話なんですけれどもね。

私は私の道をいくことにした。

でも、そうそう簡単に

私の道を歩く事はできなかったので

やはり迷走はしたし

また違う迷走をいつもしているけど。

あの日のことは今では

人前でキレた自分に対してもブッと吹き出し

女はこえぇぇぇぇと笑い話。

そんなことを思い出しながら

生地を今日も引っ張り出す。

うーん懐かしい。

そういえば

活動始めてしばらく

家庭用ミシンだったんです。

1年くらい?ですかね?

今ではJUKIの職業用ですが

当時はbrother家庭用でした。

洋服とか家庭用ミシンだと無理かなぁと

結構お聞きくださる方も多いですが

以前も書いた通り

家庭用、職業用、工業用で

大きく違うのは「馬力」なので

自分の用途にあうなら問題はないと思われます。

ただ本当に毎日大量に縫製する場合は

職業用か工業用にきりかえたほうが

よりやりやすいかもしれません。

私が職業用にかえた理由は

*高校の時、工業用だったので

やはり慣れている垂直釜がよかったから

*縫製スピードをあげたかったから

*自動糸切りに憧れたから(笑

職業用を使い始めて

工業用にかえようと思わなかった理由は

*でかい、重い、置き場ない

*買うならオイルフリーがいいが高い

(JUKIの講習の時にめちゃ惚れ込んだんですけどね。

あはは。いつかは、、いつかは、、)

(ちなみにオイルフリーの工業用は

ぱかっとあけてもオイルがなくて

オイルによるシミの心配が減ります)

*ミシン手刺繍をするとき

家庭用よりは強く、職業用よりは優しく

の職業用が適していた

という感じです。

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