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執筆者の写真Arisa Mitsui

原点に救われる

シズカン中です。

自然の力に逆らわねばならず

疲労だけが先走っているけど

そんな中でもお越しくださる皆様の

本当に感謝です。

昨夜、久しぶりに

TVでコレクションをみた。

ロンドンコレクション

A/W 2018。

いつからかコレクションを

きちんと見る事がなくなってしまった。

正確には見る事をやめてしまった。

もう私はそこにはいけないとなった時から

見る事を避けるようにもなっていた。

しかし

最近la potto. tetoの洋服を

楽しんでくださる方が増えて

別に逃げなくてもいいんじゃないかと

お酒の力もあってきちんとみることにした。

もー

衝撃ですね。

興奮。欲求。

アドレナリン500%!!

そうそう、この感じ。

この興奮を得れるのは

私が満ち得て

前進させていただけている証しなのかもしれない。

もし満ち得ていなかったら

私はまたTVの電源を落としたのかもしれない。

だって見ると惨めになってきたから。

興奮できるなんて

なんて私は贅沢な生活を送れてるんだろう。

さらに追求すればそれは

自信という名をもっているのかもしれない。

そして昨夜はそれだけではなかった。

あるデザイナーが

その布がどこで織られどのように縫われるのかといった

私が常々、悶々と思っていたことや感じていたことを

デザイナーもまた同じように言葉にした。

私がどんなにそれを話しても

屁理屈と捉えられてしまったり

鼻で笑われれたりしてしまう。

私の頭がひねくれすぎるのかとも

思う瞬間もしばし感じてしまうくらい。

以前ここで書いた

化学とともに

という記事の内容につながっている。

私はただのひねくれものではなかったんだ。

私の思想や理念は

決して屁理屈だったんじゃない。

共感してもらえたような気がして

とてもとてもとても嬉しかった。

そのあと毛皮の反対運動の話につながり

この窮屈さは私の中にある

”世界”がせますぎるだけなのかもしれないと

少し思った。

原点から踏み出し

原点からはじかれ

原点に戻れず

そして

原点とはまた違う目標をみつけ

それでも糸と針をもち

原点とともに歩んでいるけれども

このような形で原点に救われるなんて。

ちなみにここまで書いておいて

原点って?となるやもしれないが

度々書かせていただいているとおり

私の原点は

「デザイナー」だ。

それが私のミシンと糸のはじまり。

そんな刺激と興奮の中

次にやりたいミシン手刺繍個展のイメージが

さらに増殖中。

Die mit Tranen saen, werden mit Freuden ernten.

でもまだまだ

涙を流しながらまかねば。

都度の喜びで思い上がってはいけない。

己を戒めつづけなくては

私はダメになる。

IAG AWARDS 2018は

5月17日よりスタートです。

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