先日、デザイナーとして活躍していらっしゃる
海野さんより
「朗読会で(着物風羽織り。)着たいのですが‥」
と、ご相談いただき
この度、制作させていただきました。
現在、オーダーは100%はお受けしていません。
その件につきましてはまた後日、ご説明させてください。
今回は海野さんは
Black is CUTをすでにご着用いただけていることと
着物風羽織り。は今回の
「纏ふ zweit」で私自身、推しの作品であったこと
そしてzweitのシンボル的なデザインであったこともあり
ご相談をお受けさせていただきました。
海野さんは身長が高くすらっとした体型であることから
通常の着物風羽織り。(以下 KH)の丈を
伸ばしたい私の希望もあり
レディース用にサイズダウンした
KHを一度ご着用いただき
どれくらい丈をのばすのか採寸させてもらいました。
地元の朗読会とのことで
脳裏にあったのは
十数年前にみた
SPACの「シラノ・ド・ベルジュラック」
当時、ロクサーヌ役の演者が確か
着物をきていて
その時は確か鮮やかなものを着ていた記憶がありますが
今回、私側の諸事情により
黒を指定させていただきました。
黒で大丈夫だったか?という緊張感はありましたが
写真を拝見させていただき
会場であるお寺の中に散りばめられた黒
(言い方が不謹慎なのかもしれませんが)と
調和していたかなと安堵しています。
KHは
演劇のイメージが強くある服であったため
実際に人前にでて「演じる」中で
このような活用をいただけて感謝です。
着物とはまた違った
洋裁からのアプローチとして
実用性があり
映える服だと思います。
ぜひとも男性にも着ていただきたい作品。
今後の定番になりそうです。
(2枚目の画像にうつっておりますが
”着物風”であるため袖部分は広く
袖を濡らすことが可能です。)