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A.M

思い返す。

実は今年、作家としての活動が

これまでに比べるととてもゆるやか。

何がゆるやかといえば

作家としての出展を減らしたということ。

先日、革作家さんのJさんともお話しさせてもらったのだけど

出ていないとなぜか焦りがでる。

だから活動をはじめてから最初の3年目くらいまで

ほぼ毎週の状態で出展していたこともある。

遠征もどんどんいって。

あるジャンル以外は

誘っていただければほぼ断らず出展して。

出展をたくさんさせていただいたことで

たくさんの出会いや楽しいもあった。

本当にここまでの7年は1年ごと色々な

よい変化もいただけた。

でも出展を重ねれば重ねるほど

どこか殺伐としていく己がいて

作品の制作も「追い詰められて生み出す」を

繰り返してしまうようになった。

それに

どんなイベントでも全力投球できていたのに

使い分けをする痴がましい状態にもなった。

あとは体力。

倒れて救急車の中で意識もどって

まず愚かだな、と思った。

熱中症も恒例となってしまった。

膀胱炎も頻繁になるようになった。

出展中はトイレにあまり行けない。

出展は人によるとは思うのだけど体力勝負。

夏は太陽で焼かれ、冬は寒さに凍え

雨に打たれ、雷に怯え、強風に叩かれ、匂いを避けて

日本の四季は

なかなか手厳しい。

床に這いつくばるしかないのなら

「何か」を逃さないように

塵や埃をも全て喰ってやる。

そう気持ちはあるのだけども

体とお金はシビア。

そこで昨年

出展について今一度

考え直すことにした。

プラスを求めて走り続けてきたけど

今度は引き算していく部分も増やしていかねば。

今年は

存在が大きかった味方が亡くなった。

今の状態を

だから言ったじゃんと、上から言われてそう‥

ちくしょー

それでも、私はアーティストです。

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